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関文科相が就任会見、科学技術政策や働き方改革に意欲

 文部科学大臣に就任した関芳弘氏は2026年9月18日、就任記者会見を行った。「文部科学省が担う教育、科学技術・学術、スポーツ、文化は、人の可能性を引き出してわが国の未来を切り開いていく重要な分野」とし、「現場の声を聞きながら、未来への投資を行う文部科学行政をしっかりと前に進めてまいりたい」と抱負を述べた。

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関芳弘文部科学大臣就任記者会見(2026年9月18日)
  • 関芳弘文部科学大臣就任記者会見(2026年9月18日)

 文部科学大臣に就任した関芳弘氏は2026年9月18日、就任記者会見を行った。「文部科学省が担う教育、科学技術・学術、スポーツ、文化は、人の可能性を引き出してわが国の未来を切り開いていく重要な分野」とし、「現場の声を聞きながら、未来への投資を行う文部科学行政をしっかりと前に進めてまいりたい」と抱負を述べた。

 関氏は、これまでに経済産業省や環境省で副大臣を歴任したほか、自民党の科学技術イノベーション戦略調査会副会長や半導体戦略推進議員連盟の事務局長などを務めてきた。

 会見では、教育に関連する課題として生成AIなどのデジタル技術の活用に触れ、「ひとりひとりのニーズや特性にあわせた学びの支援に非常に価値がある」とした一方、学習過程が省略されるなどのリスクも指摘。「適切な利活用のためにはメディアリテラシーや情報モラルを含めた情報活用能力の育成を図り、安全かつ主体的にAIを活用できる学習環境を構築していくことが必要という考え方のもと検討が進められていると承知している」と語った。デジタル教科書については、「紙を中心とした学習環境を基本としつつ、スマートに取り入れていくことが重要」と述べた。

 教職の魅力向上や働き方改革については、自身の高校時代に教員から教わった「シーマンシップ」のエピソードを引き合いに出し、「学校教育は学問だけでなく人間形成につながる」と強調。「教師が働きがいと働きやすさを共に実感できる環境整備や経済的負担の軽減に取り組み、先生を目指す人たちが増えるような環境づくりをしていきたい」とした。

 科学技術政策では「科学の再興」を掲げ、「科研費の大幅拡充等による新たな研究領域の創造」「優れた若手研究者の海外派遣支援等による国際頭脳循環の強化」「AI for Scienceによる研究革新」「新たな研究大学群の形成」の4つを柱に推進する方針を表明。原子力分野やフュージョンエネルギーの技術開発推進にも意欲を示した。

 このほか、物価高や金利上昇にともなう奨学金の返還負担、学生の生活費負担増を踏まえ、「意欲ある若者たちが経済的な理由で進学を諦めることがないよう、奨学金事業の充実に取り組んでまいりたい」と語った。

《奥山直美》

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