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【共通テスト2027】不正対策を強化…説明協議会アーカイブ動画

 大学入試センターは、高校関係者向けに開催した「大学入学共通テスト説明協議会」のアーカイブ動画をWebサイトで公開している。この記事では「大学入学者選抜の最新動向について」と題した動画で説明された受験者による不正行為の防止や入試の実施体制について紹介する。

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大学入学者選抜における試験運営に関するワーキンググループ
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 大学入試センターは、高校関係者向けに開催した「大学入学共通テスト説明協議会」のアーカイブ動画をWebサイトで公開している。この記事では「大学入学者選抜の最新動向について」と題した動画で説明された受験者による不正行為の防止や入試の実施体制について紹介する。

 近年、通信機器を悪用した不正行為や、別人が受験する「替玉受験」などが発生していることを踏まえ、文部科学省は各大学に対し、試験当日だけでなく、出願から入学までの各段階で不正防止策を講じるよう求めている。

 入試の実施体制については、教員と事務職員が一体となり、「出願」「試験実施」「評価・判定」「入学」までの業務を一貫したプロセスとして管理・運営することを求めている。試験当日の対策だけにとどまらず、入学者選抜全体を通じて公正性を確保する考えだ。

 文部科学省は、出願書類について、加工した顔写真や虚偽事項を記載した書類を提出しないよう、募集要項などで受験生に明示して注意を促すことを大学に求めている。また、資格・検定の証明書など外部団体が作成した資料を活用する場合には、必要に応じて発行元の団体へ直接問い合わせるなど、資料の真正性を確認することとしている。

 本人確認も強化する。対面試験やオンライン試験で替玉受験を防ぐため、受験票の顔写真だけでは本人確認が十分でないと判断した場合には、顔写真付き身分証明書の提示を求めるほか、必要に応じて本人しか知り得ない事項について質問するなどの対応を求める。さらに、合格後の入学時にもあらためて本人確認を行い、受験者と入学者のすり替えを防止する。

 カンニング対策では、小型イヤホンや小型カメラなどを使った不正への対応として、試験監督が巡視する際の注意点に「服装」を追加。「手の位置」や「目線」とあわせて確認するよう求めている。オンライン試験についても、試験の特性に応じた適切な不正防止策を講じるとしている。

 文部科学省は、こうした不正対策について高校側にも十分に理解してもらい、必要に応じて受験生へ事前に注意喚起するよう呼びかけている。

 2027年度(令和9年度)大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト説明協議会は2026年6月23日と26日、高校教員や教育委員会の高校指導事務担当者など、全国の高校関係者を対象にオンラインで開催された。

 アーカイブ動画は全5本あり、「Web出願手続きについて」「受験案内」「受験上の配慮案内」などの説明動画も公開している。

《川端珠紀》

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