国立教育政策研究所教育課程研究センターは、2026年8月19日と20日にWeb形式で開催する「令和8年度 全国学力・学習状況調査の調査結果を踏まえた学習指導の改善・充実に向けた説明会」の説明資料等を公開した。説明動画は9月下旬に公開予定。説明資料では、調査結果の分析や、学習指導の改善・充実に活用できる教科ごとの資料などが掲載されている。
公開された資料は、「令和8年度全国学力・学習状況調査の結果(概要)」「同結果(概要)のポイント」「全国的な学力調査の実施(概要)」「参考資料」のほか、説明会で使用する資料。説明資料には、「令和8年度全国学力・学習状況調査 調査結果等について」「学習指導改善のためのデータ活用」、中学校英語・国語・数学、小学校国語・算数の各資料が掲載されている。
令和8年度全国学力・学習状況調査は、4月20日から5月29日にかけて実施された。対象は小学校6年生と中学校3年生。教科調査は小学校が国語、算数、中学校が国語、数学、英語。児童生徒質問調査と学校質問調査も実施した。中学校英語は、4技能「聞くこと」「読むこと」「書くこと」「話すこと」を対象とし、全面CBT化された。
結果概要のポイントでは、国語について、文章を引用して自分の考えが伝わるように書き表し方を工夫することや、文章を読んで理解したことに基づいて自分の考えを確かなものにすることに課題が見られたとした。算数・数学では、立方体の体積の求め方の理解、基準量・比較量・割合の関係を正しく捉えること、2直線が平行になる条件の理解などに課題が見られた。
中学校英語では、社会的な話題に関して読んだことについて自分の考えを書くことはできているが、その理由を書くことに課題が見られた。また、日常的な話題について自分がしたいことを話すことはできているが、その理由を話すことにも課題が見られた。質問調査では、ICT機器を活用する自信がある児童生徒ほど各教科の正答率・スコアが高い傾向なども示されている。
このほか、各教科の報告書には授業アイデア例も含まれており、小学校国語、小学校算数、中学校国語、中学校数学、中学校英語、質問調査の資料を掲載。授業アイデア例一覧も公開している。教育課程研究センターは、説明会資料等を通じて、全国学力・学習状況調査の結果を踏まえた学習指導の改善・充実に役立てることを想定している。










