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女子中高生の理系進路選択支援プログラム、岐阜大など4機関を新規採択

 科学技術振興機構(JST)は2026年4月28日、「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」における2026年度の採択機関4件を決定したと発表した。これにより、2026年度に同プログラムを実施する機関は全15拠点となる。

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女子中高生の理系進路選択支援プログラム
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 科学技術振興機構(JST)は2026年4月28日、「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」における2026年度の採択機関4件を決定したと発表した。これにより、2026年度に同プログラムを実施する機関は全15拠点となる。

 「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」は、第7期科学技術・イノベーション基本計画および第6次男女共同参画基本計画を踏まえ、女子中高生の理工系分野に対する興味・関心を高め、理系進路を志すためのさまざまな取組みを支援するもの。支援額は1件あたり年間上限600万円、支援期間は最大3年間となっている。

 2026年度の募集は1月21日から2月18日にかけて行われ、24件の応募があった。その後、外部有識者で構成される委員会にて審査が行われ、その結果をもとに桜美林大学、岐阜大学、沼津工業高等専門学校、高知工科大学の4機関が採択された。

 桜美林大学の企画名は「リベラルアーツ思考に基づく理系進路選択支援プログラム 見つけて、“実は理系”『ディスカバ!サイエンス』」。女子中高生のための出張授業と親子オンライン講座を中心に、体験を通して理系への興味・関心・憧れを引き出す内容。桜美林大学リベラルアーツ学群の特徴である文理融合の学修手法を重視し、「実は理系」というキーワードで各種プログラムを企画する。キャリア支援プロジェクト「ディスカバ!」の実績に基づき、コーディネーターと大学生メンターが講師を担う。中学・高校とのネットワークによる広報ノウハウを活用し、年間1,500人の女子中高生参加を目標とする。

 岐阜大学の企画名は「ぎふ理系はばたき応援プロジェクト」。岐阜県内全域の女子中高生・保護者・教員を対象に、岐阜県教育委員会の協力を得て、身近なものづくりを入口として工学の魅力を伝える出前授業、連携企業や関連施設の見学ツアー、プログラミングを用いたロボット講座、進路選択やキャリアパスに関する情報発信を行う。女性比率がもっとも低い工学分野への興味・関心を喚起し、岐阜県が世界に誇る成長産業に直結した進路選択支援モデルの構築を目指す。

 沼津工業高等専門学校の企画名は「(仮)理系の扉を開く富士の国プロジェクト~みんなで考える『理系の道』~」。対象とする静岡県東部地域は科学探究拠点が少なく、理系進路に関する情報や体験の機会が不足している。体験講座、企業・研究機関見学、女性技術者や学生との交流に加え、保護者・教員への働きかけや理系教員ネットワークの構築を行い、進路選択を支える環境全体にアプローチする。保護者・教員を進路選択の「伴走者」と位置付け、「みんなで考える」進路選択を推進する。教育委員会、企業などと連携した持続可能な支援体制を構築し、女子の理工系進路選択の促進と地域人材育成基盤の形成を目指す。

 高知工科大学の企画名は「土佐はちきんリケジョ発掘プログラム」。高知工科大学を実施機関とし、高知県内全高等教育機関・産業界・教育委員会などによるオール高知県体制で、小学5年生から高校1年生までの3段階プログラムを実施する。中核となる2年一貫プログラム(中学2年~中学3年)では、出前授業・大学体験・講演会・企業訪問などを同一参加者に段階的に提供する。女子枠入試の導入により増加した理工系女子学生を現役ロールモデルとして出前授業のサポート役や座談会の相談役に活用するほか、全段階で保護者・教員のアンコンシャス・バイアス払拭にも取り組む。元校長などのコーディネーター配置により学校現場との円滑な連携を図り、支援終了後は産学コンソーシアムによる自立的な継続運営を目指す。

《風巻塔子》

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