コクヨは2026年4月上旬より、文部科学省が推進する「N-E.X.T.(ネクスト)ハイスクール構想」の実現に向け、全国の自治体および教育委員会、高校を対象とした包括的支援を開始し、専用相談窓口を開設した。
2040年を見据えた新たな高校教育のあり方として、文部科学省より「N-E.X.T.ハイスクール構想」が示され、各都道府県において改革を先導する拠点の創出に向けた検討が本格化している。専門高校の高度化や普通科改革を通じた多様で質の高い高校教育を実現するためには、単なる機材の導入にとどまらず、新しい学びを誘発する「空間(ハード)」、高度な「教育プログラム(ソフト)」、それらを円滑に回すための「ICTシステム・人材体制(運用)」を一体的に計画することが不可欠とされている。
コクヨはこれまで、社会の変化にともなう学習スタイルの多様化にあわせ、小中高から大学まで「学びやすさ」と「使いやすさ」を追求した空間づくりと家具提供を通じて教育現場をサポートしてきた。このノウハウをもとに、ハード・ソフト・運用の垣根を越えて多様で質の高い学びを加速させる、高校の次世代化支援を展開する。
取組みの開始にあわせ、自治体および学校関係者を対象とした専用ページを開設した。「N-E.X.T.ハイスクール構想」の実現に向けて、新しい学びを促進する空間イメージや、具体的な活用シーンを想定したモデルプランなどをまとめた資料を用意している。資料の送付を希望する場合や、各校の特色にあわせた個別の計画策定、ハード・ソフト・運用を一体とした環境構築に関する相談は、専用ページ内の問合せ窓口から受け付けている。
今後は、コクヨがこれまで培ってきた教育空間づくりの知見を生かし、「N-E.X.T.ハイスクール構想」の類型に応じた空間(家具・内装)を提案したい考え。高度な探究活動を行う「Lab Space(ラボスペース)」や、地域に開かれた「Common Space(コモンスペース)」など、用途や目的にあわせ、生徒が能動的に動きたくなる物理的環境を構築し、新しい学習観への転換を後押しする。
また、各都道府県における事業計画策定および国への申請業務をサポートするため、コクヨでは実際の申請資料作成の参考として活用できる「空間イメージやモデルプランなどをまとめた資料」や「概算見積もりのひな型」を用意。「どのような空間をつくればよいかわからない」「全体計画と予算のすり合わせに苦慮している」といった自治体からの個別相談にも広く対応するとしている。







