LoiLoは、2026年1月~2月に開催した教育委員会向けオンラインセミナー「Next GIGA語ろう!2026」のアーカイブ動画と各回のレポートを公開した。GIGAスクール構想第2期を見据え、全国の教育委員会の実践事例と教育研究の専門家による知見をもとに、ICT活用のあり方や「未来の学び」を多角的に考える内容となっている。
GIGAスクール構想第2期に入り、全国の学校現場ではICTの「導入・定着」を経て、子供たちの学びをどのように豊かにしていくか、その活用のあり方があらためて問われている。オンラインセミナー「Next GIGA語ろう!2026」は、こうした課題意識をもとに企画・開催された。
全5回のセミナーでは、それぞれ異なるテーマを設定し、教育委員会の実践担当者や教育研究の専門家が登壇した。アーカイブ動画および各回のレポートは、LoiLoのWebサイトで公開されている。
第1回「教育委員会×学校で進めるデジタル・シティズンシップ教育ー子どもたちの“デジタルとの付き合い方”をどう再設計するか」では、岐阜市の実践をもとに、子供たちがテクノロジーとよりよく向き合うための考え方と取組みを紹介した。ルールで縛るのではなく、自ら考え判断する力をどう育てるかという視点から、理念づくりから現場での実践まで、その具体像に迫る内容となっている。
第2回「誰ひとり取り残さない教育の実現ー子どもが安心して学べる環境とは」では、教室での心理的安全性を高める実践と、登校が難しい子供たちの新たな学びの場づくりについて紹介。安心して自分を表現できる教室づくりから、オンラインによる新しい居場所の可能性まで、子供たちひとりひとりの学びを支える具体的な取組みを取り上げている。
第3回「学習者主体の学びへの転換ーデジタル学習基盤の活用を前提とした鹿児島市の実践を通して」では、学習者主体の学びへの転換に向けた理論的な背景とあわせて、自治体として取り組んできた具体的な実践について話した。授業デザインの工夫から教師の役割の変化まで、これからの学びを形づくるヒントが整理されている。
第4回「シンキングツールで実現する学びとは?ーGIGA第2期に向けて、子どもたちの『考える力』をどう育てるか」では、シンキングツールの活用方法にとどまらず、「考える力」を育てるための授業づくりや、学校全体に思考する文化を根付かせるための視点を取り上げた。AI時代における学びのあり方から具体的な実践事例、授業デザインまで、これからの教育を考えるうえでの重要な視点が整理されている。
第5回「質の高い探究的な学びの実現ー子どもが自ら動き出す総合的な学習・探究とは」では、探究的な学びの原点から、次期学習指導要領を見据えた今後の方向性まで幅広く取り上げた。子供が自ら問いを立て、学びを深めていくとはどういうことか、探究の本質をあらためて考える内容となっている。
なお、LoiLoが提供する「ロイロノート・スクール」は、小学校から大学まですべての教科で使える協働学習・授業支援プラットフォーム。容量無制限で学習資料や思考プロセスを記録でき、資料のやりとりや提出物の管理、思考ツールを活用した深い学び、協働編集による相互参照、自動採点テスト、AIによる高精度なWebフィルタなど多彩な機能を備える。「個別最適な学び」と「協働的な学び」の両立、および教員の負担軽減を実現するとしている。マルチプラットフォームに対応しており、国内外約1万4,000校、毎日290万人以上に利用されているという。







