NIJINは2025年11月11日、運営する通信制サポート校「NIJIN高等学院」が、NSGグループの開志創造高等学校と提携することを発表した。生徒は全国どこからでも年間数日のスクーリングを通じて高校卒業資格を取得しながら、「自分らしい学び」を深めることが可能となる。
2026年4月開校予定の通信制サポート校「NIJIN高等学院」は、「好き」や「得意」から社会につなげていくプロジェクト型学習を中心に据えたカリキュラムを展開。メタバースでの登校環境や、学年や地域を超えて学びあう“マルチエイジクラス”を整備することで、ひとりひとりの興味や個性にあわせた教育環境を提供する。
今回、NSGグループである「開志創造高等学校」との提携を発表した。提携により、高校卒業資格取得に必要な学習履修や単位認定、卒業判定を行う体制を整えることになる。専門性の高い教育と制度的な安心を両立させるこの提携によって、NIJIN高等学院の生徒は「自分でつくる学び」と「確かな卒業資格」の両方を実現できるようになるという。
具体的な取組みとしては、NIJIN高等学院の生徒が開志創造高等学校に在籍し、卒業資格(認定単位)を取得することや、プロジェクト型学習やディスカッション、企業インターンシップなどの実施があげられる。さらに、生徒ひとりひとりの進路支援やキャリア形成に向けた連携体制が構築される。
開志創造高等学校は、2025年4月に開校した広域通信制高校で、オンラインを中心にした普段の学習に加え、メタバースキャンパスでの交流を行う「レインボースクーリング」や「ナイトスクーリング」などの柔軟な学びの機会を提供している。









