マイクロソフトは、900校のMicrosoft Showcase Schoolsと4万3,000人を超えるMIEエキスパートを認定した。2025年10月22日時点で、足立学園中学校・高等学校や田中学園立命館慶祥小学校など日本から4校が認定された。
「Microsoft Showcase Schools」は、マイクロソフト本社が認定する教育ICT先進校。マイクロソフトのテクノロジーとAIソリューションを活用し、生徒の学習意欲を高め、協働を促進し、現代社会の変化するニーズに対応できる学習者を育成する。認定された代表校は、世界中の初等・中等教育機関の模範として、テクノロジーを効果的に活用し、学習を推進することで、地域社会において重要な役割を果たしている。
2025~2026年のMicrosoft Showcase Schoolsは、2025年10月22日時点で954校が認定されている。このうち、日本からは、足立学園中学校・高等学校とさいたま市立大宮国際中等教育学校、聖和女子学院中学校高等学校、田中学園立命館慶祥小学校の4校が認定された。足立学園中学校・高等学校と田中学園立命館慶祥小学校は、5年連続で認定されている。
MIEエキスパート(Microsoft Innovative Educator Experts)は、マイクロソフトのツールを活用し、インクルーシブで生徒中心の学習環境を構築する教育者。マイクロソフトテクノロジーの統合に積極的に取り組み、グローバルとローカルの両方のネットワークを通じて繋がりを築き、学校や地域社会におけるイノベーションを促進している。2025~2026年のMIEエキスパートは、2025年10月22日時点で4万3,427人が認定されており、日本から331人が認定された。
また、「MIEフェロー」(Microsoft Innovative Educator Fellows)として236人、日本から32人が認定された。MIEフェローは、MIEエキスパートおよびショーケーススクールコミュニティにおける卓越したリーダー。担当地域でリーダーシップを発揮し、Microsoft Elevateチームと緊密に連携して、MIEエキスパートコミュニティにおけるサポートと成長に貢献する。
Microsoft Showcase SchoolsやMIEエキスパートの認定は毎年1回募集しており、2025~2026年は2025年5月~7月に募集した。詳細はマイクロソフトのWebサイトに掲載されている。