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東北公益文科大、2026年4月から公立大学へ…設置者変更の認可諮問

 文部科学省は、2026年度からの大学の設置者変更の認可申請について、2025年10月16日に大学設置・学校法人審議会へ諮問されたことを公表した。山形県酒田市の東北公益文科大学は、2026年4月に公立大学法人へ移行予定。

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 文部科学省は、2026年度からの大学の設置者変更の認可申請について、2025年10月16日に大学設置・学校法人審議会へ諮問されたことを公表した。山形県酒田市の東北公益文科大学は、2026年4月に公立大学法人へ移行予定。

 東北公益文科大学は設置者変更に伴い、学校法人東北公益文科大学を解散する。公立大学法人の設立については、総務大臣および文部科学大臣が認可し、大学の設置者変更および学校法人の解散については文部科学大臣が認可することとなっている。

 2026年4月の公立化により、授業料や入学金も変更する予定されている。県内出身者の場合、入学金は28万2,000円、県外出身者は56万4,000円となる。授業料は県内、県外ともに53万5,800円であり、初年度合計金額は県内出身者が81万7,800円、県外出身者が109万9,800円となる。

 2026年度の入学定員は、公益学部195名、3年次編入学定員10名、国際学部国際コミュニケーション学科40名を予定。さらに、地域枠を設定し、学校推薦型選抜100名のうち、6割程度を県内高校出身者から、その半数程度を庄内地域の高校出身者から優先的に選抜する。

 なお、公立大学法人への移行時期は予定であり、変更の可能性がある。

《工藤めぐみ》

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