山形大学は2025年9月29日、学長選考・監察会議を開き、次期学長候補者を理事・副学長の出口毅氏に決定した。任期は2026年4月1日から6年間。今後、大学からの申請に基づき、文部科学相が正式に任命する予定。
玉手英利学長の任期満了にともない、山形大学学長選考・監察会議は、次期学長候補者に求められる資質・能力を備える学長候補適任者の推薦を求め、推薦のあった出口毅氏について審査を行い、学長候補適任者として選定した。
9月29日の学長選考・監察会議では、現状認識並びに教育・研究・社会貢献活動などについて、将来のビジョンやマネジメントに関する考え方などのプレゼンテーションが行われ、学長選考・監察会議委員による面接を実施。慎重に審議した結果、同会議が定めた「求められる学長像」に示す資質・能力を有する最適任者として出口毅氏を次期学長候補者と決定した。
国立大学を取り巻く環境がますます厳しい状況となる中、出口氏には、大学の最高責任者として、知識基盤社会における「知」の創造を担い、学術的見地から社会・経済・文化等の発展・振興を支えるという大学の社会的使命を積極的に果たすことを期待するとしている。
任期は、2026年4月1日~2032年3月31日までの6年間。今後、大学からの申請に基づき、文部科学相が正式に任命する予定。