神奈川県教育委員会は2025年10月10日、2025年度(令和7年度)実施の神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験「秋期試験」の応募状況を発表した。小学校を対象とした秋期試験は、募集人員20人に対し、応募者数は226人、応募倍率は11.3倍となった。1次試験は10月18日に行われる。
秋期試験は、夏期に実施している教員採用試験に加え、小学校を対象に2024年度実施試験より新設。2026年度(令和8年度)採用予定の神奈川県内(横浜市、川崎市、相模原市を除く)の市町村立小学校の教員採用候補者を決定する。9月18日から10月1日まで出願を受け付けた。
募集人員20人に対する応募者数は226人。応募倍率は11.3倍。応募者の内訳は、一般選考97人、特別選考の教職経験者が99人、社会人経験者が28人、障害のある人を対象とした特別選考が2人。
前年度実施試験と比較すると、応募者数は130人減少。募集人員が40人から20人に半減した影響もあり、応募倍率は前年度から2.4ポイント上昇した。
秋期試験は今後、10月18日に1次試験の筆記試験(教科専門、一般教養・教職専門)と論文試験(第2次試験として第1次試験合格者のみ採点)を実施し、結果を10月30日午前10時に発表。2次試験は、11月15日に模擬授業と個人面接を行い、結果を12月11日午前10時に発表する。