ケシオンは2025年10月7日、全国の小中学校などを対象とした無料の音声教材「SDGsラジオ」を活用した出張授業の実施状況や企業との連携事例を公表した。年内の授業実施も可能で随時受け付けている。
2024年秋から始まった「SDGsラジオ」の出張授業は、全国169校において486回(2025年9月時点)の授業が実施され、500回の大きな目標がすぐそこまで迫っている。このプロジェクトは、企業のSDGsについて1分間の音声形式で紹介し、教育機関に無料で提供するサービスを活用したもので、探究学習やキャリア教育の一環として大いに活用されている。
特に、三菱地所レジデンス協力の授業では「災害に強いまちづくり」と「防災」をテーマに、オリジナルの防災ツールを用いて子供たちに具体的な行動へのきっかけを提供した。生徒・児童たちからは初めて知ったことへの驚きの声が多く寄せられているという。
SDGsラジオを提供するケシオンは、今後も全国の教育機関に対し音声コンテンツを提供し、さらなるSDGs教育やキャリア教育の充実に寄与するとしている。ナレーションには、ケシオンのパートナー「みみよみ」に所属する視覚障害者のナレーターを起用しており、多様性への取組みも行われている。
出張授業の依頼は現在も活発に受け付けており、年内に実施を希望する学校からの要望にも最大限対応する体制を整えている。特に、探究学習やキャリア教育に重点を置く学校関係者からの相談を歓迎している。
「SDGsラジオ」とは、全国規模で提供されているストリーミング型の音声配信サービスであり、教育機関が無料で利用可能。いつでも簡単に再生ができ、昼休みの放送など多岐にわたるシーンで使用されている。問い合わせは、ケシオンの企画部まで。










