キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会は、企業・団体による教育支援の優れた取組みを2025年12月26日午後5時まで募集している。事前エントリーは10月31日まで。
2025年10月3日、キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会は、経済産業省が2024年度をもって実施終了した「キャリア教育アワード」の表彰制度を引き継ぎ、民間主導で再起動することを発表した。同アワードは企業の教育支援取組を奨励し、「社会に開かれた教育課程」の実現を後押しする役割を担う。
「キャリア教育アワード」は、企業や団体の教育支援活動を評価する目的で、2010年度に経済産業省が創設した。しかし、経済産業省としての実施が2024年度をもって終了することに危機感を抱き、同協議会が引き継ぐ決断をした。
再起動の目標は、学校教育と社会が密接につながること。「社会に開かれた教育課程」を実現するために、企業の教育支援活動を社会的に認知し、評価される場を提供する。
さらに、新たなアワードは企業自身が活動を棚卸しし、その価値を再認識する機会であるとともに、教育支援企業間のノウハウ共有の場を目指す。
第15回キャリア教育アワードの応募期間は2025年9月22日から12月26日午後5時必着。事前エントリーは10月31日まで。表彰式は2026年3月中旬に予定されている。