大阪大学と大阪教育大学は2025年9月19日、相互の交流と教育活動のさらなる発展を目的に、教育連携に関する協定を7月17日に締結したと発表した。大阪教育大学附属学校との連携を強化し、大阪大学の教職課程における教育実習生の受け入れ協力など、幅広く連携する予定だという。
大阪教育大学附属高等学校は、天王寺地区、池田地区、平野地区に3校舎があり、大阪大学とは2015年から高大連携協定を締結し、キャンパス訪問や講演会、アカデミック・ライティング講座などの実施、大阪教育大学が指定を受けた「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」(2020年度~2023年度)における各種連携を行ってきた。
今回の協定では、大阪教育大学附属学校との連携をさらに発展させ、探究学習への支援、大学の教育・研究に触れる機会の提供を通じた高校生等の学習意欲向上や進路選択支援の活動、さらには大阪大学の教職課程における教育実習生の受け入れ協力など、両大学における諸課題について検討を行い、教育に関する幅広い連携を進める予定としている。