2025年9月16日、昭和医科大学と川崎市は「地域と共生するキャンパスづくり」をコンセプトとした連携・協力に関する協定を締結した。2027年4月に川崎市宮前区鷺沼4丁目に開設予定の鷺沼キャンパスを拠点に、人的・知的・地域資源を活用し、地域課題の解決や魅力向上に取り組む。
昭和医科大学は2027年4月に、医学部、歯学部、薬学部の2、3年次と4年次の一部、保健医療学部の2~4年次、助産学専攻科の学生約2,000人が学ぶ「鷺沼キャンパス」を、川崎市宮前区鷺沼4丁目に開設を予定している。キャンパス開設に先立ち、昭和医科大学と川崎市は「地域と共生するキャンパスづくり」というコンセプトに基づき協定を締結した。
昭和医科大学と川崎市はこのコンセプトに基づき、相互が持つ人的資源、知的資源および地域資源を活用し、地域課題の解決や魅力向上に寄与することを目的として、今後、連携・協力していく。
協定内容は、(1)医療系大学の特性を生かした市民の多様な学びを支援する生涯学習及び健康増進の推進に関すること。(2)生物多様性に富んだ屋外空間等を生かした地域の日常的な憩い・交流の場や市民の利便性向上を図る大学施設の市民利用に関すること。(3)学びと地域とのつながりを育むなど、地域活動との連携による地域社会の振興に関すること。(4)災害時における地域と連携した大学施設利用等に関すること。その他、本協定の目的の達成に向けて、相互の連携・協力に資する事業を行う。