静岡市の医療など健康分野の地域課題解決と研究機能強化に向け2025年12月12日、市と静岡大学、浜松医科大学の3者が「医工情官・地域連携協定」を締結した。3者はそれぞれの資源を生かし、相互に連携協力する。
今回の協定は、静岡大学浜松キャンパスの3部局(情報学部・工学部・電子工学研究所)と浜松医科大学(医学部・光医学総合研究所)、静岡市の3者によるもの。12月12日に静岡市役所で開かれた協定締結式には、静岡市の難波喬司市長をはじめ、代表者が出席し、協定書に署名した。
おもな連携項目は、静岡市の医療・介護および健康分野の地域課題解決、健康寿命の延伸、地域社会の発展、研究等の機能強化などをあげている。
静岡市の難波市長は、「へき地医療を抱える中、遠隔医療を進めていかなければならない」と述べ、医療的知見と情報技術を活用し、持続可能な医療体制を構築していくことの重要性を強調した。
今後、3者はそれぞれの強みを生かしながら、遠隔医療をはじめとする医療・健康分野の課題解決に向けた取組みを進め、地域医療の充実と研究機能のさらなる強化を目指す。








