岩手県教育委員会は2025年5月30日、2026年度(令和8年度)公立学校教員採用候補者選考試験の申込状況を公表した。小中学校、高校、特別支援学校などに前年度より32人減の計839人が志願した。
2026年度岩手県公立学校教員採用候補者選考試験は、4月7日より申請を受け付け、4月25日に電子申請、4月28日に書類郵送を締め切った。発表された志願状況によると、小・中学校教諭はあわせて220人程度採用予定のところ志願者は475人。倍率は2.2倍程度になると予想される。
高等学校教諭と特別支援学校教諭は、あわせて80名程度採用予定のところ、志願者は高等学校教諭212人、特別支援学校62人の計274人。養護教諭は20人程度採用予定のところ志願者90人だった。
大学3年生選考の志願者は、小学校85人、中学校85人、高等学校36人、特別支援学校11人、養護教諭36人の計253人。選考通過者は、2027年度(令和9年度)公立学校教員採用候補者選考試験の第1次選考が免除され、第2次選考から受験できる。
今後、7月12日に第1次選考を実施し、第2次選考を8月中旬~9月中旬(個人面接・模擬授業)、8月30日(実技)に行う。最終合格者の発表は9月25日。