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青森県の教員採用、概要公表…4/4より出願受付

 青森県は2025年3月28日、2026年度(令和8年度)青森県公立学校教員採用候補者選考試験の概要を公表した。出願は4月4日から5月12日午後5時まで、「青森県電子申請・届出システム」を利用した電子申請により行う。1次試験が7月12日、2次試験が8月30日と8月31日。結果発表は9月30日。

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2026年度(令和8年度)青森県公立学校教員採用候補者選考試験 前年度からのおもな変更点など
  • 2026年度(令和8年度)青森県公立学校教員採用候補者選考試験 前年度からのおもな変更点など
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 青森県は2025年3月28日、2026年度(令和8年度)青森県公立学校教員採用候補者選考試験の概要を公表した。出願は4月4日から5月12日午後5時まで、「青森県電子申請・届出システム」を利用した電子申請により行う。1次試験が7月12日、2次試験が8月30日と8月31日。結果発表は9月30日。

 2026年度青森県公立学校教員採用候補者選考試験の採用見込数は、「小学校教諭」約140人、「中学校教諭」約95人、「高等学校教諭」約40人、「特別支援学校教諭」約35人、「養護教諭」約5人、「栄養教諭」若干名の計約315人へと拡大する。

 高等学校教諭の募集教科(科目)は、国語、公民、地理歴史、数学、物理、化学、生物、音楽、美術、書道、保健体育、家庭、英語、商業、農業(作物・園芸・食品化学)、農業(林業・造園)、農業(畜産)、工業(電気・電子)、工業(建築)、工業(土木)、工業(機械)、水産(水産食品)、水産(海洋生産)、情報の24教科。

 2026年度(令和8年度)より、試験免除要件が大幅に緩和される。これまで小学校や特別支援学校小学部に限られていた他都道府県の現職者に対する第一次試験の免除が、すべての校種に拡充される。さらに、青森県や他都道府県の元職者に対しても、過去10年間に3年以上の経験があれば第一次試験が免除される。また、青森県の国立学校や公立学校での講師経験者に対する免除要件も緩和される。前年度の教員採用試験で第一次試験を通過し、第二次試験を受験したが通過しなかった者についても、翌年度1回限りで第一次試験が免除される。

 また、中学校、高等学校および特別支援学校(中学部・高等部)保健体育実技試験の実施種目の見直しが行われ、器械運動、球技、ダンス、武道の4種目となる。

 出願は4月4日午前9時から5月12日午後5時まで、「青森県電子申請・届出システム」を利用した電子申請により行う。電子申請により提出できない書類(第一次試験の免除に必要な書類、加点申請書、特別選考に関する書類など)は、5月19日までに郵送により提出する。

 試験日程は、1次試験が7月12日、2次試験が8月30日と8月31日。結果発表は9月30日。実施要項などはWebサイトよりダウンロードできる。

《中川和佳》

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