常葉大学(静岡県静岡市)と静岡県教育委員会は2025年3月24日、包括連携協定を締結した。静岡県内の教員の「養成・採用・研修の一体化」や探究的な学習の推進などの分野において、相互に連携し静岡県内の教育活動の推進に寄与することを目的としている。
常葉大学では、2023年度から「総合的な探究の時間」への講師派遣事業を開始しており、2025年度はこの事業を中学校にも拡大して探究的な学習への支援を強化する予定。また、2026年2月1日には静岡県教育委員会と常葉大学との共催による「しずおか高校生探究フェスタ」の開催を計画している。
今回、静岡県内の教員の「養成・採用・研修の一体化」や、探究的な学習の推進などの分野において、静岡県内の教育活動の推進に寄与することを目的に包括連携協定を締結。協定式には、静岡県教育委員会の池上重弘教育長と常葉大学の江藤秀一学長が出席し、協定書を取り交わした。
この協定締結により、探究的な学習を含め、静岡県内の教育力の向上並びに教員養成の強化など、多岐にわたる分野において両者が連携し、今後より一層協力関係を深めていくとしている。