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教育DXフォーラムで「生成AI活用チェックリスト」配布

 教育ネットは、2月27日と28日に開催される日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)主催の「2024年度 教育DX推進フォーラム」において、児童生徒向けの「生成AI活用チェックリスト」を先行配布することを発表した。

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 教育ネットは、2月27日と28日に開催される日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)主催の「2024年度 教育DX推進フォーラム」において、児童生徒向けの「生成AI活用チェックリスト」を先行配布することを発表した。同フォーラムでは、教育ネットのブースにて校務や学習を支援する生成AIサービス「おたすけ学校AI」の実証申込みを行った参加者に対して配布する。

 文部科学省は2024年12月26日に「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」を発表し、生成AIの利活用を推進している。このガイドラインに基づき、教育ネットは生成AIを適切に活用するための実用的なツールとして「生成AI活用チェックリスト」を開発した。チェックリストは、児童生徒が生成AIを安全かつ効果的に利用するための指針を提供する。

 教育ネットのブースでは、10月にバージョンアップした「おたすけ学校AI」を体験できる。「おたすけ学校AI」は、教職員の業務負担軽減を目的とし、保護者向けの文書作成、授業案の作成、ルーブリック評価のサポートなど、多様な機能を備えている。また、子供たちが安心して使える児童生徒向け生成AIサービス「おたすけ子どもAI」も搭載されている。

 教育ネットは、今後も教育現場における生成AIの適切な活用を支援し、より良い学習環境の構築に貢献することを目指している。2024年度からは、数百校規模での「おたすけ学校AI」の導入を進めており、学校・教育機関に特化した生成AIサービスの提供を強化している。

 「2024年度 教育DX推進フォーラム」は、2月27日午前9時45分から午後5時30分、28日午前10時から午後5時にかけて、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される。参加費は無料で、学校教員や教育委員会、教育関係者を対象としている。教育ネットのブースでは、「おたすけ学校AI」と「らっこたん」の体験コーナーを設ける。参加者は公式Webサイトから申込可能。

《神林七巳》

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