エプソン販売は、ビジネスプロジェクターで培った高い開発技術を生かした教育機関向けの電子黒板を販売している。プロジェクター型電子黒板は、教室の中央に大画面で投写できるため、端の席や後ろの席でも見やすいことや、板書と併用しやすいことなどが特長だ。エプソン販売では電子黒板を活用した授業の事例集を作成しており、Webサイトで公開している。
京都市にある公立中高一貫校の西京高等学校附属中学校では2024年度にエプソンのプロジェクター型電子黒板を導入。導入初年度にもかかわらず、すでに効果を感じているという。プロジェクター型電子黒板で授業や子供たちの学びがどのように変わったのか。プロジェクター型電子黒板を使って、実際にどのような授業が展開されているのか、エプソン販売では、実際の活用事例を詳しく紹介している。事例集はWebサイトよりダウンロードできる。
電子黒板導入事例京都市立西京高等学校附属中学校編ダウンロード
京都市立西京高等学校附属中学校は、2004年に創立された公立の併設型中高一貫校。高校からは、生徒全員が日本で唯一の専門学科「エンタープライジング科」で学ぶ。内閣府と京都大学による「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」と研究連携を行っており、ICTを活用しながら「教わる授業」から「生徒が主体的に学ぶ授業」への転換に取り組んでいる。
同校では2024年度にエプソンのプロジェクター型電子黒板を導入し、まだ手探りの状態ではあるものの、活用できる人から、活用できる範囲でどんどん実践をしていくことに取り組んでいる。教員だけでなく生徒も積極的に活用し、電子黒板が「学びの場」の中心になっている。すでに教員らは「生徒の目線が変わった」「生徒主体の学びが実現した」「集中力が向上した」などの効果を感じているという。

新しく公開された同校の事例集では、教頭先生へのインタビューや、実際に授業で活用している教員の感想、中学1年生の数学、社会・理科の授業での活用事例、生徒の声などを紹介している。
電子黒板活用事例集はエプソン販売のWebサイトより無料でダウンロードできる。
電子黒板導入事例京都市立西京高等学校附属中学校編ダウンロード