APU(立命館アジア太平洋大学)と福岡雙葉学園は2024年10月7日、連結協定に関する協定書の締結式を行った。相互の人的交流および知的資源の活用を図り、教育上の諸課題に適切に対応し、双方の教育の充実・発展のために協業していくという。
APUは、APU2030ビジョン「APUで学んだ人たちが世界を変える。」のもと、大学を中核とした民官学の新たな地域発展モデルの創出に取り組んでいる。高等学校との連携では、世界110か国・地域から集まる学生たちが共に学ぶ多文化環境を生かした取組みや、27か国・地域から集まるAPU教員と連携した取組みを通して、世界を変える人材の育成を目指している。
一方、福岡雙葉学園は、伝統教育の礎で知性と品性を培い、先進的な学びと高度な英語教育により、知性と博愛精神のもとに、神の恵みに感謝し、地球社会の一員であることを自覚し、行動する「グローバルシティズン」の育成に取り組んでいる。
APUと福岡雙葉学園は今回の協定締結を機に、相互の人的交流および知的資源の活用を図り、教育上の諸課題に適切に対応し、双方の教育の充実・発展のために協業していくという。
連携により、次世代グローバル・リーダーを育成するグローバルリーダーコースを対象とした日本語および英語でのワークショップや講義を実施。また、異文化理解や探究活動の深化、英語力向上のための国際交流研修を実施する。
10月7日に執り行った式には、福岡雙葉中学校・高等学校から校長の武田壽一氏、学園教育改革推進本部長の長村裕氏、学園広報部長の木之下健一氏、APUからは学長の米山裕氏、副学長の淺野昭人氏、学生部長の田原洋樹氏が出席し、武田校長および米山学長が協定書に署名した。