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フェリス女学院大×横浜国立大、相互協力・連携協定を締結

 フェリス女学院大学と横浜国立大学は2024年10月16日、相互協力・連携協定を締結したことを公表した。神奈川に基盤を持つ両校の連携でグローバル時代に相応しい、ユニークでイノベ―ティヴな教育・研究実践を発信することを企図するという。

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フェリス女学院大学の小檜山学長(右)と横浜国立大学の梅原学長(左)
  • フェリス女学院大学の小檜山学長(右)と横浜国立大学の梅原学長(左)
  • 出席者全員での記念撮影

 フェリス女学院大学と横浜国立大学は2024年10月16日、相互協力・連携協定を締結したことを公表した。神奈川に基盤を持つ両校の連携でグローバル時代に相応しい、ユニークでイノベ―ティヴな教育・研究実践を発信することを企図するという。

 フェリス女学院は1870年、日本初の近代的女子教育機関として創立。1965年に大学を開学し、2025年には1学部3学科9専攻に改組する予定で、リベラル・アーツ教育をさらに進化させるという。またジェンダーの学知を生かし、女子大学ならではの多様性の追求と女性のリーダーシップの育成に取り組んでいる。

 横浜国立大学は、5学部と、6大学院を有する国立大学。横浜の歴史と伝統に根ざした実践的な学術・研究を追求している。人文系、社会系、理工系の教員が集まる「知の統合大学」を目指し、学術研究と次世代教育に重要な地歩を築くべく邁進している。

 今回の両大学の相互協力・連携協定では、教育、学術研究、産学連携、人材育成などにおいて連携する。グローバル化が進み変化が求められる高等教育において、両大学が「横浜」という場において連携を高度化することは、新たな価値を生み出していくと考えている。

 フェリス女学院大学からは、想像力を養い、新しい発想を生むために必要な、リベラル・アーツの教育実績を提供し、横浜国立大学からは、人文系、社会系、理工系などの実学的知見、先端科学技術に関連する研究環境などを提供するという。

 そのほか、フェリス女学院大学のジェンダーの学知、女性のリーダーシップを掲げた教育と学知と、横浜国立大学の多様性の視点をもった科学技術研究の協働により、ユニークでイノベ―ティヴな教育・研究実践を発信するとしている。

《宮内みりる》

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