洗足学園音楽大学は2024年9月18日、LDH JAPANが運営するEXPG高等学院と連携協定を締結した。ダンスに特化したEXPG高等学院の生徒が洗足学園音楽大学の音楽コースを通じて、技術や表現力をさらに高めることを目指すという。
洗足学園音楽大学は、音楽学部を設置する国内大学の中で最大の学生数と最多の19コースを有する音楽大学。学生たちは自身の関心にあわせてコースやカリキュラムを選択できる。卒業生は多岐に渡る分野で活躍しており、有名アーティスト・俳優・声優らを輩出している。
EXPG高等学院は、LDH JAPANが運営するエンターテインメント教育機関で、プロフェッショナルダンサー、アーティスト、パフォーマーなどを目指す若者を育成。2003年に開校した「EXPG STUDIO」を母体に、業界で活躍するトップアーティストの育成を目的として設立された。
今回の連携協定では、ダンスに特化したEXPG高等学院の生徒が、洗足学園音楽大学の幅広い音楽コースを通じて、技術や表現力をさらに高め、音楽や人々との交流を通じて成長を促進することを目指す。また、洗足学園音楽大学の就職支援を活用することで、将来のキャリア形成をサポートし、音楽・ダンス業界での活躍を目指す生徒たちに、新たな学びと機会を提供するとしている。
そのほか両校では、共同プロジェクトやワークショップを定期的に開催する。学生同士の交流を促進することで、音楽とダンスの融合による新しい表現方法の探求が可能となり、学生たちにクリエイティブな成長の機会を提供する。
調印式では、洗足学園音楽大学の前田雄二郎学長、EXPG高等学院の中務裕太学長が出席した。調印式後には、中務裕太学長によるワークショップが洗足学園音楽大学のダンスコース学生向けに開催され、素敵なメッセージが贈られたという。
今後は、両校の共同公演やコラボレーション企画など、さらなる発展を見据えた活動を計画するほか、プロフェッショナルなアーティストとしてのキャリア形成を支援していくことを目指すとしている。