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東北大×パナソニック「知的財産」で社会実装を推進

 東北大学とパナソニック ホールディングスは、2024年7月1日に東北大学 青葉山キャンパス内に設置した「パナソニック ホールディングス×東北大学 共創研究所」について、9月から活動を開始したと発表した。

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東北大学大学院情報科学研究科長の加藤寧氏(左)、パナソニックホールディングス知的財産本部本部長の松阪博実氏(右)
  • 東北大学大学院情報科学研究科長の加藤寧氏(左)、パナソニックホールディングス知的財産本部本部長の松阪博実氏(右)
  • 東北大学 青葉山キャンパス 共創研究所設置場所のハッチェリースクエア

 東北大学とパナソニック ホールディングスは、2024年7月1日に東北大学 青葉山キャンパス内に設置した「パナソニック ホールディングス×東北大学 共創研究所」について、9月から活動を開始したと発表した。

 東北大学とパナソニック ホールディングスは2024年7月1日~2027年6月30日の期間、「パナソニック ホールディングス×東北大学 共創研究所」を東北大学 青葉山キャンパス内に設置する。「パナソニック ホールディングス×東北大学 共創研究所」は、大学内に企業との連携拠点を設けるとともに、大学の教員・知見・設備等に対する部局横断的なアクセスを可能とすることで、共同研究の企画・推進、人材育成、および大学発ベンチャーとの連携をはじめとする多様な連携活動を促進する制度。

 社会課題解決に向けた共創活動を推進し、知的財産等の無形資産を社会実装につなげるためには、事業ニーズとの間を埋める活動が必要。今回の共創研究所設置により、東北大学と、この事業ニーズとの間を埋めるさまざまな研究テーマの創出と研究の推進を行うことで、研究成果を架け橋として多様なステークホルダーをつなぎ、社会実装を量産していく。

 また、通信技術等を社会実装するためには研究成果を規格の視点で見直す必要がある。次世代無線通信に関する研究を行い、さらに研究成果から規格に向けたアイデアを抽出して知的財産化し、東北大学との共創によるアイデアを社会実装につなげていくという。

《いろは》

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