LoiLoは2024年8月27日、授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」において共同編集機能「共有ノート」をリリースした。複数人が同時にノートを編集できることで「協働学習」を効果的に行うことができるという。
ロイロノート・スクールは、教育端末1人1台時代に生徒の主体性を育み、双方向授業を作り出す授業支援クラウド。小学校から大学まで、すべての授業で使用できる。1日260万人以上が利用しており、国内外約1万3,000校に導入されている。
今回は、試験機能として提供していた「共有ノート」を正式にリリースした。共有ノートは複数人が同時にノートを編集できる機能のことで、すべての先生ユーザーがアプリの設定変更なしで作成できる。
複数人で操作している時に「誰が」「どのカード」を編集しているか、画面上に表示される。複数の生徒が意見を書き出し情報共有できることで、ほかの生徒とリアルタイムで作業することができる。グループでの調べ学習や話し合い活動など、さまざまな場面で役立つという。
さらに1つのデータを複数の生徒で共同編集できることで、Webページや写真、動画などの取り込みから、新聞やレポート、プレゼンテーション作りなど、グループでの作業が効率よく行うことができる。
そのほか「ノートの履歴の復元」「編集・閲覧権限の設定」「書き込み時間の設定」などの新機能で、クラス・グループでの「協働学習」を促進するという。
ロイロは今後、「共有ノートをいつ・誰が編集したのか表示する機能」「削除したカードをごみ箱から復元する機能(通常ノート・共有ノート)」などの新機能をリリース予定。