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追手門学院、共創的研究推進センター新設…社会実装を加速

 追手門学院大学は2024年8月5日、2025年4月の理工学部(仮称・認可申請中)新設構想を契機に、学際・文理融合などの共創的研究のさらなる創出と、研究成果の社会実装の加速を組織的に推進する「共創的研究推進センター」を新設したことを公表した。

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 追手門学院大学は2024年8月5日、2025年4月の理工学部(仮称・認可申請中)新設構想を契機に、学際・文理融合などの共創的研究のさらなる創出と、研究成果の社会実装の加速を組織的に推進する「共創的研究推進センター」を新設したことを公表した。

 追手門学院大学は、人文・社会科学系の学問分野を有する高等教育機関として教育・研究を推進してきた。その中で、経営基盤の安定化を企図しつつ、教育力・研究力の向上を促進し、多様な価値観や異文化が集うイノベーションの源泉として成果を生み出し続ける教育・研究機関となるべく、これまでさまざまな取組みを進めてきた。

 2019年には経営学部に情報システム専攻、2021年には心理学部に人工知能・認知科学専攻、2022年には文学部に美学・建築文化専攻を設け、分野を超えた多様な学びを整備。2025年には、初の理系学部となる理工学部(仮称・認可申請中)の新設を目指している。なお、理工学部の学部名等の記載内容は変更になる場合がある。

 そして8月には、「共創的研究推進センター」を新たに設立した。心理学部教授で副学長の金政祐司氏がセンター長を務める。メンバーは、経営学部教授で副学長の宮宇地俊岳氏、心理学部教授で産学官連携推進オフィス長の丸野進氏ほか。

 共創的研究推進センターは、学際・文理融合の研究、企業・大学・行政と連携した研究、海外と連携した研究、ベンチャー事業立ち上げなどのテーマについて、共創的研究奨励費制度を活用して推進加速を図る。また、学外機関などとの連携および研究広報の観点から、これらを組織的に支援し、北摂地域のハブとして共創的研究の研究成果創出と、社会実装の加速を目指すという。

《いろは》

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