栃木県教育委員会は2024年6月5日、2025年度(令和7年度)公立学校新規採用教員選考試験の応募状況について発表した。出願者総数は、昨年度より12人増の1,941人。大学3年生を対象とした特別選考に416人が応募した。
2025年度栃木県公立学校新規採用教員選考試験は、2024年5月8日に出願を締め切った。公表された応募状況によると、大学3年生を対象とした特別選考を除く全体の出願者数は、前年度より12人増の1,941人(併願を含む延べ人数)。
大学3年生を対象とした特別選考を除く出願者数を学校種別にみると、小学校への出願者は前年度と比べ27人減の665人。中学校は前年度と比べ36人増の600名だった。教科別の応募者数では、保健体育の159人がもっとも多く、ついで社会の114名、数学の84名の順。応募者の少なかった教科は、家庭の4名、技術の6名など。
高等学校では、前年度と比べ5人減の414名。教科・科目別では、保健体育の81名がもっとも多く、ついで数学67名、歴史42名だった。応募者の少なかった教科・科目は、福祉、電気の3人、機械、建築の4人など。特別支援学校では、前年度と比べ8人増の126名、県立学校養護教諭は前年度と比べ1人減の16人。小・中学校の養護教諭は、前年度と比べ1人増の120人だった。
なお、大学3年生を対象とした特別選考には416人が応募(併願を含む延べ人数)。内訳は、小学校199人、中学校138人、小・中学校養護教諭19人、高等学校45人、特別支援学校15人、県立学校養護教諭0人という結果だった。
栃木県教育委員会は、今後第1次試験を7月6日(実技試験)と7日(学力試験)を実施。合格者を対象とした第2次試験を8月22日~25日に行う。第2次試験の結果通知は9月下旬ころの予定。