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兵庫県の教員採用、応募倍率4.2倍…大学3年生等は437人応募

 兵庫県教育委員会は2024年6月6日、2024年度(令和7年度)兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験の応募状況を公表した。募集人員1,065人に対し、応募者は4,469人で、倍率は前年度比0.5ポイント減の4.2倍となった。

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令和7年度兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験の応募状況
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 兵庫県教育委員会は2024年6月6日、2024年度(令和7年度)兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験の応募状況を公表した。募集人員1,065人に対し、応募者は4,469人で、倍率は前年度比0.5ポイント減の4.2倍となった。

 2024年度兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験は、4月8日から5月13日まで出願を受け付けた。募集人員は前年度より70人多い1,065人。応募者は4,469人で前年度より239人減少、応募者倍率は前年度比0.5ポイント減の4.2倍となった。

 受験区分別の応募者数は、小学校が1,617人(前年度比16人減)、中学校が1,012人(同106人減)、高校が1,189人(同110人減)、特別支援学校が288人(同14人増)、養護教諭が280人(同11人減)、栄養教諭が83人(同10人減)で、特別支援学校以外の全区分で前年度より減少した。

 受験区分別の倍率は、小学校が3.9倍(前年度4.5倍)、中学校が3.6倍(同3.9倍)、高校が5.0倍(同5.4倍)、特別支援学校が3.2倍(同3.4倍)、養護教諭が9.3倍(同14.6倍)、栄養教諭が16.6倍(同18.6倍)と、全校種で前年度を下回った。

 一方、今回の試験から1次試験が受験可能となる大学3年生等を対象とした早期チャレンジ選考には437人の応募があった。受験区分別でみると、小学校175人、中学校107人、高校113人、特別支援学校9人、養護教諭22人、栄養教諭11人となっている。このほか、実習助手に合計66人、寄宿舎指導員に12人が応募している。

 2024年度兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験は今後、1次試験の集団面接を6月15日、筆記試験を7月21日に実施し、結果を8月5日に発表する。2次試験は、8月16日~27日にかけて実施し、9月中旬に結果を発表する。

《川端珠紀》

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