三重県教育委員会は、2025年度(令和7年度)三重県公立学校教員採用選考試験の志願状況を公表した。全校種あわせて2,086人が志願。そのうち、大学3年生等を対象とした特別選考の申込者数は167人となった。特別選考を除いた志願倍率は3.5倍。
2025年度採用の三重県公立学校教員採用選考試験は、4月4日から25日まで出願を受け付けた。県Webサイトに公表された申込状況によると、全校種合計の採用見込数約546人に対し、志願者数は1,919人、志願倍率は3.5倍。前年度(2024年度採用)と比べ、志願倍率は1.2ポイント低下した。
校種別の志願状況は、「小学校教諭」が申込者数642人、倍率2.4倍。「中学校教諭」は申込者数624人、倍率3.7倍。「高等学校教諭」は申込者数412人、倍率5.6倍。「特別支援学校教諭」は申込者数58人、倍率3.4倍。「養護教諭」は申込者数146人、倍率11.2倍。「栄養教諭」は申込者数37人、倍率7.4倍。
三重県が2025年度採用から新たに導入する、小学校教諭を希望する大学3年生等を対象とした特別選考には167人が出願。大学3年生等を含めた小学校教諭の申込者数は809人となっている。
試験日程もこれまでより約1か月前倒しで実施。今後、第1次選考試験は6月15日、第2次選考試験は7月中旬~下旬に行われる。第2次選考試験の合格者は8月下旬に発表予定。詳細はWebサイト上でも公開されている実施要項にて確認できる。