関西大学は2024年4月22日、北海道と札幌市との三者間で、UIJターン就職支援に相互に連携協力することで合意し協定を締結した。自治体との協定締結は22件目。2024年は同大の卒業生のうち、41人が北海道内の企業等へ就職しているという。
関西大学では、地方創生を担う人材育成を大学の重要な使命と捉え、地方自治体と密な連携を取りながら企業情報を周知するなど、就職活動支援を通じて連携地域へのUIJターンの就職促進を図っている。
2013年4月に広島県と初となる就職支援に関する協定を締結。その後も、徳島・香川・高知・愛媛・鳥取・岡山・山口・石川・熊本・三重・福井・島根・静岡・岐阜・愛知・和歌山・京都・福岡・富山・宮城と連携協定を結んできた。
今回、北海道と札幌市との三者間で就職支援に相互に連携協力することで合意。22件目となる自治体との就職支援協定を結んだ。今後、三者間で北海道内および札幌圏域の次世代を担う人材の育成・確保を目的に相互に連携・協力し、学生の就職活動を支援するとしている。
同大の北海道出身の在籍学生数は2023年5月1日時点で110人。就職実績としては2024年3月の卒業生のうち、41人が北海道内の企業等へ就職したという。