教育業界ニュース

青少年の体験活動推進企業表彰、最優秀賞は森ビルと管清工業

 文部科学省は2024年2月22日、2023年度(令和5年度)青少年の体験活動推進企業表彰(いーたいけん)の最終審査結果を公表した。応募数69件の中から、最優秀賞は、大企業部門「森ビル」、中小企業部門「管清工業」が選定された。

教材・サービス 授業
青少年の体験活動推進企業表彰(いーたいけん)
  • 青少年の体験活動推進企業表彰(いーたいけん)
  • 文部科学大臣賞、大企業部門「森ビル(東京)」の取組み
  • 文部科学大臣賞、中小企業部門「管清工業(東京)」の取組み

 文部科学省は2024年2月22日、2023年度(令和5年度)青少年の体験活動推進企業表彰(いーたいけん)の最終審査結果を公表した。応募数69件の中から、最優秀賞は、大企業部門「森ビル」、中小企業部門「管清工業」が選定された。

 青少年の体験活動推進企業表彰(いーたいけん)とは、企業が社会貢献活動の一環として実施した青少年の体験活動に関する優れた取組みを表彰し、全国に広く紹介することで、青少年の体験活動の推進を目指す文部科学省の事業。2023年度は10月16日~11月17日に公募を行い、69社(大企業部門48件、中小企業部門21件)がエントリー。書類審査と最終審査(プレゼンテーション審査)を経て、今回、文部科学大臣賞2件と優秀賞8件が決定した。

 文部科学大臣賞は、大企業部門「森ビル(東京)」、中小企業部門「管清工業(東京)」の2社。優秀賞は、大企業部門にNECネッツエスアイ(東京)、サントリーホールディングス(大阪)、パーソルキャリア(東京)、パナソニック(東京)、阪急阪神百貨店(大阪)、日立システムズ(東京)の6社、中小企業部門にFireWorks(埼玉)、毛髪クリニックリーブ21(大阪)の2社が決定した。

 最優秀賞の森ビルは、2022年6月~2023年3月にかけて「ヒルズ街育プロジェクト」を実施。次代を担う子供たちを対象に、森ビルが運営する街(ヒルズ)を“生きた教材”として活用した体験型学習プログラムを無料開催するという取組みを行った。

 一方、管清工業は2022年4月~2023年3月の期間、「楽しく学ぶ!水のじゅんかん」と題し、全国各地で下水道の出前授業を実施。水の循環が学べるボードゲームを作る体験活動も行ったという。

 文部科学省のWebサイトでは、このほか、特別賞2件、奨励賞15件の企業を掲載。また、いーたいけん(青少年の体験活動推進企業表彰)担当者が、メディアプラットフォーム「note」上で、最終審査進出企業10件の取組事例なども紹介している。

《川端珠紀》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top