カモマンは2024年1月23日、教師不足の解消や働き方改革の推進を目指す学校と教育委員会向けに「教師エンゲージメントサーベイ」の提供を開始したことを公表した。2024年3月末までに申し込むと、初回トライアルを無料で利用できるという。
「教師エンゲージメントサーベイ」は、人的資本経営のために多くの企業が導入しているエンゲージメントサーベイを、学校向けにリデザインしたもの。教師の人材不足や過酷な労働環境、病気休職者の急増など、深刻化する課題解決に向けて開発したという。
監修は、慶應義塾大学 総合政策学部 特任助教の宮中大介氏。教職員へのインタビューも実施し、教育効果や人材定着と相関することが想定される教師エンゲージメントと、その向上に関わる16指標を開発したとしている。
固定設問は25問に厳選されており、回答の所要時間は約5分と短時間。申込みからすべてオンラインで完結し、サーベイの配信・回収・分析もまとめてカモマンが担当するため、実施する際の負担が少ないという。
また、サーベイ結果を踏まえ、助言・提言を実施。労働時間や待遇等の改善が難しい場合も、データに基づくわずかな意識や行動の変化により、エンゲージメント向上が期待できるという。さらに、組織の活性化・職場改善などを通じた教育環境の持続的な質向上を推進している学校として、認定マークを付与する。
2024年3月末までに申し込むと、初回トライアルは無料で利用できる。なお、自治体からの申込みについては個別見積りとなる。