群馬県教育委員会は2024年1月19日、2025年度（令和7年度）採用群馬県公立学校教員選考試験の実施日や変更点等について公表した。大学3年生等対象選考を新たに実施し、採用予定人数は2024年度より30人増の500名となる。
変更点は、第1次選考試験日と採用予定人数、採用選考の見直し、特別支援学校教員免許状所有者への加点。第1次選考の試験日は、2024年7月7日。大学3年生等対象選考についても同日実施される。
採用予定人数は、2024年度の採用予定数が470名であったのに対し、2025年度は小学校教員・中学校教員、高等学校教員、特別支援学校教員の合計500名程度を予定しているという。
採用選考の見直しでは、大学3年生等対象選考を新たに実施。特別選考の出願条件を見直し、臨時的任用教員特別選考の出願条件は24か月から「12か月以上の勤務経験」に変更される。
社会人特別選考では、出願条件を民間企業・官公庁等での勤続期間を「3年以上」に変更し、これまで対象外だった教育に従事している者も対象とする。また、特別免許状の取得用件にかかる受験の対象について、高等学校の「福祉」「英語」も対象としている。
特別支援学校教員免許状所有者への加点では、小学校教員・中学校教員、高等学校教員受験者については、特別支援学校教員免許状取得者（見込み者も含む）に加点を行う。また、特別支援学校教員受験者については、小・中・高等学校のうち、2つ以上の免許状所有者には、取得状況に応じた加点を行う。
