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女性管理職「学校と未来を作る」全国フォーラム12/26

 リディラバは2023年12月26日、学校経営における女性リーダーシップや、より良い学校現場の環境改善・学校経営を後押しする「『学校と未来』を作る全国フォーラム」をオンライン開催する。参加無料。定員500名。事前申込制。後日見逃し配信あり。

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「学校と未来」を作る全国フォーラム
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 リディラバは2023年12月26日、学校経営における女性リーダーシップや、より良い学校現場の環境改善・学校経営を後押しする「『学校と未来』を作る全国フォーラム」をオンライン開催する。参加無料。定員500名。事前申込制。後日見逃し配信あり。

 文部科学省の学校基本統計(2023年度版)によると、教員全体に占める女性の割合に比べ、管理職に占める女性の割合が低いという。特に校長に占める女性の割合は、諸外国と比べて極めて低い傾向にある。

 学校における女性管理職比率の低さは、教育を受ける側である児童・生徒にも影響を与えるおそれがあるという。国立女性教育会館の報告では、小中学生を対象に「女性の校長はなぜ少ないと思うか」という問いかけに対し、「男のほうが強いから」「男の先生がしっかりしているから」といった固定的な性別イメージに関する回答が約3割を占めた。

 身近な存在である教員の現状が、子供たちの固定的な性別役割分担意識に影響を与えている可能性があり、学校における女性管理職比率の低さは、男女共同参画社会を実現するうえで大きな課題になっている。このような背景から政府は、2025年までに学校の副校長・教頭に占める女性の割合を25%、校長に占める女性の割合を20%まで向上させる目標を掲げている。

 フォーラムは、2023年度文部科学省委託事業「女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援事業(学校教育分野における女性の意思決定過程への参加の実施)」の委託を受け、実施する。

 当日は、つくば市教育委員会の中村めぐみ氏らを迎え、学校経営における多様なリーダー論について、パネルディスカッションを行う。そのほか、長崎県教育庁義務教育課の岡野利男課長らを迎え、女性活躍の優良事例とポイントをテーマとしたトークセッション、グループディスカッションなどを行う。

 対象は、各都道府県や各市区町村の教育委員会担当者、学校の管理職・教職員など教育関係者。Zoomによるオンライン開催となる。参加無料。定員500名。Webサイトより申し込む。なお、2024年1月5日から2月16日まで、見逃し配信を行う。

◆「学校と未来」を作る 全国フォーラム~女性管理職から考える学校経営~
日時:2023年12月26日(火)9:30~12:00
形式:Zoomによるオンライン開催
定員:500名
参加費:無料
対象:各都道府県・各市区町村の教育委員会担当者、学校の管理職・教職員など教育関係者
申込方法:Webサイトより申し込む
見逃し配信期間:2024年1月5日(金)~2月16日(金)

《宮内みりる》

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