Classiは2023年11月15日、ベネッセコーポレーションとトモノカイと連携し、私立中高一貫校である立命館守山高等学校にAI教材を活用した新しい放課後学習支援プログラムを提供する。先生の負荷を軽減しながら、生徒ひとりひとりの学習の個別最適化を目指すという。
Classiは、全国最大規模のアセスメント（進研模試）を提供するベネッセコーポレーションと、大学生メンターによる校内自習室運営で全国最大規模の学校数を誇るトモノカイと連携し、私立中高一貫校である立命館守山高等学校にAI教材を活用した新しい放課後学習支援プログラムを提供する。
文部科学省は、複雑で予測の困難さが加速する未来の社会を見据え、児童生徒が変化を前向きに受け止め社会の変化に対応していけるよう、資質・能力を育成していくために「個別最適な学び」を実現していくべきという指針を打ち出している。
立命館守山高等学校では、学びが早い生徒は学年を越えて学び、履修の遅れがある生徒は重点的に対応できるように、放課後学習プログラムを導入する。ベネッセが提供するアセスメントをもとに、Classi上で学習データを蓄積、個別最適化されたWebドリル（AIレコメンド演習）を提供する。これらの学習データやWebドリルを活用しながら、放課後学習でトモノカイが派遣する大学生メンターが、生徒の特性や学力層別にあわせた指導を行うという。
プログラムではAI教材を活用した個別最適な学習指導だけでなく、生徒ひとりひとりのつまずき解消やモチベーション向上、「学び方」の指導を組み合わせて行う。また、放課後学習を独立して行うのではなく学校の教育目標や先生や生徒の特性にあわせて、先生と連携しながら、授業の理解度を高めることに貢献するとしている。
今後はサービスの全国展開を目指し、トモノカイの大学生メンターを自習室に直接派遣するだけではなく、オンラインで指導できる体制構築を目指すとしている。
