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岐阜県、教員採用試験549人合格…倍率3.37倍

 岐阜県教育委員会は2023年10月5日、2024年度(令和6年度)採用岐阜県公立学校教員採用選考試験の出願状況を公表した。受験者数1,852人に対し合格者は549人、合格倍率は3.37倍となった。

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 岐阜県教育委員会は2023年10月5日、2024年度(令和6年度)採用岐阜県公立学校教員採用選考試験の出願状況を公表した。受験者数1,852人に対し合格者は549人、合格倍率は3.37倍となった。

 2024年度採用岐阜県公立学校教員採用選考試験は、第1次選考試験を2023年7月22日、第2次選考試験を8月16日、面接を8月17日・18日で実施した。志願者2,025人のうち受験者は1,852人、2次試験まで通過した合格者は549人となった。

 合格者のおもな内訳は、小学校教諭221人、中学校教諭141人、小中学校教諭(社会人特別選考)7人、高等学校教諭93人、特別支援学校教諭66人、養護教諭15人、栄養教諭2人など。今回初めて実施した教員免許不問の選考試験「高校教諭 スペシャリスト特別選考」では、美術と工業でそれぞれ1人が合格した。

 2024年度採用試験では、過去5年間でもっとも受験者数が落ち込んでいた2022年度と比較して回復傾向がみられた。県教委は教員のさらなる確保に向け、次年度(2025年度採用)の公立学校教員採用選考試験の日程を約1か月程度前倒しするとともに、1次試験の受験者を大学3年生まで広げる予定だという。

《川端珠紀》

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