埼玉県は2023年9月14日より、育児休業などの代替職員・任期付短時間勤務職員（学校事務など・栄養士・司書）の候補者の登録を受け付けている。学校事務の申込期限は10月6日午後5時。
「育児休業など代替職員・任期付短時間勤務職員」は、埼玉県内の県立学校や市町村立学校（さいたま市立学校を除く）で、育児休業などを取得する職員や育児短時間勤務を行う職員の業務を代替するため、任期を限って採用される職員。登録試験を実施し（免許資格を有する場合は除く）、合格者を候補者として名簿に登録する。登録されても採用されない場合がある。
「学校事務など」の募集職種は、学校事務、実習助手、寄宿舎指導員、そのほか（環境整備、調理、農務、介助）など。応募資格は、2005年4月1日以前に出生した者。
育児休業など代替職員の給与は、大学卒が19万2,000円、短大卒が18万円（いずれも月給）。支給要件に該当する場合は、通勤手当、扶養手当、住居手当、期末・勤勉手当（ボーナス）、時間外勤務手当などを支給。
勤務条件は、原則、月曜日から金曜日の5日間、1日につき7時間45分で、勤務時間の割振りや休憩時間などは、各所属の実情に応じ所属長が決定する。年次有給休暇、公立学校共済組合の組合員など加入。なお、埼玉県教育委員会の職員（任期の定めのない）としての採用とは無関係で、職員採用の際に優先されるものではない。
任期付短時間勤務職員の任用期間は、職員の育児時短勤務を行う期間を任用の限度として任期を定めて採用する。任期は、最長1年で、職員が育児短時間勤務を行う期間に応じて更新される場合あり。
月給は、過去の職務経験などから決定される給料月額（週38時間45分勤務）に、1週間に勤務する時間に応じた割合をかけて算出する。たとえば大学卒の場合、週14時間10分勤務が約7万円、週19時間10分勤務が約9万5,000円。短大卒の場合、週14週10分勤務が約6万5,000円、週19時間10分勤務が約8万9,000円。要件に該当する場合は、通勤手当、期末・勤勉手当（ボーナス）、時間外勤務手当などが支給（扶養手当、住居手当、退職手当などは支給されない）。
勤務条件は、勤務時間が職員の育児短時間勤務状況に応じて、週14時間10分から19時間20分の間で、具体的な勤務曜日や勤務時間は、個別に決定する。休暇は、勤務形態や1週間あたりの勤務時間などに応じる。
申込期限は、10月6日午後5時まで。埼玉県電子申請・届出サービスに利用者登録のうえ、電子申請サービスより申し込む。試験は10月22日、埼玉会館（さいたま市浦和区高砂3-1-4）にて、作文試験60分を行う。結果は11月2日、受験者全員に通知を発送する。また、同日午後1時以降に教職員採用課のWebサイトにて、合格者の受験番号を掲載する。
「栄養士」「司書」においては、随時登録を受け付けている。応募資格は、2003年4月1日以前に出生した者で、栄養士を希望する者は栄養士免許、司書を希望する者は司書資格を有すること。
育児休業など代替職員の給与は、栄養士の大学卒が約21万7,000円、短大卒が約19万5,000円、司書の大学卒が約19万2,000円、短大卒が約18万円（いずれも月給）。支給要件に該当する場合は、通勤手当、扶養手当、住居手当、期末・勤勉手当（ボーナス）、時間外勤務手当などを支給。
勤務条件は、原則午前8時半から午後5時15分。年次有給休暇などあり。なお、埼玉県教育委員会の職員（任期の定めのない）としての採用とは無関係で、職員採用の際に優先されるものではない。
任期付短時間勤務職員の任用期間は、職員の育児時短勤務を行う期間を任用の限度として任期を定めて採用する。任期は、最長1年で、職員が育児短時間勤務を行う期間に応じて、更新される場合あり。
月給は、過去の職務経験などから決定される給料月額（週38時間45分勤務）に、1週間に勤務する時間に応じた割合をかけて算出する。たとえば栄養士の大学卒の場合、週14時間10分勤務が約7万9,000円、週19時間10分勤務が約10万7,000円。短大卒の場合、週14週10分勤務が約7万1,000円、週19時間10分勤務が約9万6,000円。要件に該当する場合は、通勤手当、期末・勤勉手当（ボーナス）、時間外勤務手当などが支給（扶養手当、住居手当、退職手当などは支給されない）。
勤務条件は、勤務時間が職員の育児短時間勤務状況に応じて、週14時間10分から19時間20分の間で、具体的な勤務曜日や勤務時間は、個別に決定する。休暇は、勤務形態や1週間あたりの勤務時間などに応じる。
登録の申込みは、埼玉県電子申請・届出サービスに利用者登録のうえ、電子申請サービスより申し込む。免許資格を有する場合は、申込後、採用候補者名簿に登録される（登録時に連絡が入る）。登録者の中から、希望勤務地域などを考慮のうえ、面接試験などを実施し、合格者を採用する。職員の育児休業などの状況により、採用されない場合もある。なお、名簿登録有効期間は、名簿登録日から3年間。詳細はWebサイトより確認できる。
