甲南大学は2023年8月28日、神戸国際コミュニティセンター（KICC）と包括連携協定を締結、調印式を行った。今後、協定に基づき、地域における国際交流や多文化共生の推進、2024年4月に甲南大学に新設される「グローバル教養学環」（STAGE）との教育プログラムの連携などを進める。
甲南大学とKICCは、グローバル教育の充実および神戸のさらなる国際都市としての発展を目指して包括連携協定を締結。相互の人的・知的資源や施設の活用により、国際交流・多文化共生・地域貢献の充実を進め、グローバル教育の充実と神戸における地域国際化の推進を目指す。
甲南大学が2024年4月に新設する「グローバル教養学環」では、国際社会と地域社会の双⽅における課題解決に必要なグローバル教養を⾝に付け、グローカル⼈材として世界基準で考え、社会の第⼀線で活躍できる⼈物の育成を目指す。また、今回の連携協定を活用し、複数言語圏への留学や国際理解、社会科学、データサイエンスなどの幅広い学びとともに、地域が抱える実践課題に対しグローカルな視点で課題解決を行う「グローカル実践プロジェクト」をKICCと共に実施する。
12月には、甲南大学とKICCの共催による、神戸の国際化推進に関する連携記念シンポジウムが開催予定。詳細は決定次第公表される。
◆甲南大学 グローバル教養学環''STAGE''
開設予定：2024年4月新設
入学定員：25名
収容定員：100名
学位：学士（グローバル教養）
