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情報活用授業コンクール、授業実践を募集…全国学校図書館協議会

 全国学校図書館協議会は、印刷やデジタル、インターネットによる多様な資料やICTを活用した、単元の授業実践を表彰する「第4回情報活用授業コンクール」を開催する。募集期間は2024年2月1日から4月5日まで(当日消印有効)。

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第4回情報活用授業コンクール
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 全国学校図書館協議会は、印刷やデジタル、インターネットによる多様な資料やICTを活用した、単元の授業実践を表彰する「第4回情報活用授業コンクール」を開催する。募集期間は2024年2月1日から4月5日まで(当日消印有効)。

 全国学校図書館協議会は、2020年に創立70周年を迎えた。創立20周年の際には、記念事業として「学校図書館賞」を創設。50年の間に、多くの研究論文や学校図書館運動の記録、実践報告を顕彰してきた。

 当時は学校図書館振興を図ることが大きな目的だったが、現在では、学習指導要領に「学校図書館を計画的に活用し授業改善に生かす」と明記されており、学校図書館が児童生徒の思考力や判断力、表現力を培う教育のインフラとしての機能を果たすことが重要となっている。

 教育インフラとして、学校図書館は多様な資料やICTを活用した授業展開を支えるものであることから、全国学校図書館協議会では「情報活用授業コンクール」を創設し、単元の授業実践報告を募集。情報活用能力を身に付けることをねらいとした授業実践の理解を広げ、指導方法の開発を図り、教科横断的な学習活動の展開を目指す。

 応募資格は、国公私立の小中学校、高等学校、特別支援校、義務教育学校、中等教育学校に勤務する教職員。小学校の部、中学校の部、高等学校の部、特別支援学校の部に区分され、義務教育学校、中等教育学校に勤務する応募者の場合は、原則として実践対象の学年によって振り分けられる。対象となる授業実践や必要書類等の募集要項は、Webサイトにて確認できる。

◆第4回情報活用授業コンクール
募集期間:2024年2月1日(木)~4月5日(金)消印有効
応募資格:国公私立の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、義務教育学校、中等教育学校に勤務する教職員(教員、司書教諭、学校司書等)
応募方法:郵送

《海野由宇》

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