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部活動の地域移行へ「指導士養成講習会」7/21-23

 日本スポーツクラブ協会は2023年7月21日~23日、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、第4回「学校運動部活動指導士養成(資格認定)講習会」を開催する。対象は運動部指導に興味や経験などがある満20歳以上。受講料は一般2万円、別途、資格取得費1万1,000円。

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部活動指導員ハンドブック
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  • 第4回学校運動部活動指導士養成(資格認定)講習会開催要項
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 日本スポーツクラブ協会は2023年7月21日~23日、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、第4回「学校運動部活動指導士養成(資格認定)講習会」を開催する。対象は運動部指導に興味や経験などがある満20歳以上。受講料は一般2万円、別途、資格取得費1万1,000円。

 部活動指導員制度が法制化されたことを受け、2023年度から学校運動部活動の地域移行に向けたモデル事業が日本全国各地で始まっている。政府は、2023年度から2025年度までの3年間を地域連携・地域移行の「改革推進期間」と位置付け、可能な限り早期に実現することを明言している。

 学校運動部活動指導士資格は、S級・A級・B級・C級から構成される日本スポーツクラブ協会の認定資格。「学校運動部活動指導士養成(資格認定)講習会」では、受講前に「部活動指導員に必須である総合的なガイドラインの知識」についてCBT方式のオンラインテスト(C級試験)を受検。合格すると講習会の受講ができ、認定資格取得が可能となる。

 講習会のカリキュラムは、理論編と演習編の2種類で構成。理論編は、学校教育法、運動部活動のマネジメント、児童・生徒の理解などのカリキュラムを、「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」の配信を利用したオンデマンド形式で受講する。演習編は、運動学習理論、体力トレーニング、スポーツ指導法などのスポーツ科学領域を、集合型対面式の講義と実技を組み合わせて学習する。

 講習会の終了後、課題レポートを提出し、CBT方式のオンラインテスト(A級試験)を受検。合格者には「学校運動部活動指導士A級」の資格が付与される。

 講習会の定員は40名(先着順)。費用は受講形態により異なり、 受講料・資料代・資格取得費をあわせた費用は、一般3万1,000円、会員2万9,000円、高齢者体力テスト指導士3万円、学校運動部活動指導士の取得者1万円。申込みは、申込書を協会事務局宛にメールなどで送付する。 申込書受理後、受講通知書、払込取扱票が送付されるので、明記された期限内にコンビニ郵便局払いまたは銀行振込にて費用を支払う。

◆第4回学校運動部活動指導士養成(資格認定)講習会
日程:2023年7月21日(金)~23日(日)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センタースポーツ棟・センター棟 (東京都渋谷区代々木神園町3-1)
対象者:児童・生徒のスポーツ・運動部指導に興味・関心・経験などのある満20歳以上の者、地域スポーツクラブ(総合型クラブを含む)において児童・生徒のスポーツ指導経験者
定員:40名(先着順)
費用:一般3万1,000円、会員2万9,000円、高齢者体力テスト指導士3万円、学校運動部活動指導士の取得者1万円
申込方法:申込書を協会事務局宛にメールなどで送付
※費用は、受講料・資料代・資格取得費をあわせたもの
※受講前にオンラインによるC級試験の受検が必須(別途費用不要)

《川端珠紀》

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