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「スクールライフノート」文科省MEXCBT・Googleと連携

 EDUCOMが展開する、児童生徒の心と学びの記録・振り返り支援システム「スクールライフノート」は、GIGAスクール時代の学びのポータルを目指して大幅リニューアルを実施した。文部科学省のMEXCBT(メクビット)やGoogleと連携する。

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スクールライフノートを活用した児童生徒の1日
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 EDUCOMが展開する、児童生徒の心と学びの記録・振り返り支援システム「スクールライフノート」は、GIGAスクール時代の学びのポータルを目指して大幅リニューアルを実施した。文部科学省のMEXCBT(メクビット)やGoogleと連携する。

 スクールライフノートは、学習eポータル機能の実装により、文部科学省の公的CBTシステム・MEXCBTと連携し、MEXCBTが担う各種機能の実行が可能となる。MEXCBT上の各種テスト問題を時間割に紐づけて設定でき、児童生徒はスクールライフノートの時間割を見れば、その授業で利用するテスト問題に直接アクセスできるようになる。

 児童生徒向けホーム画面には、学校生活に必要な情報を集約し、一覧性と利便性の高いデザインを目指した。ホーム画面では、心の天気・学びの天気の入力・確認、時間割の確認等ができる。

 また、Google Workspace for EducationとのSAML認証によるシングルサインオン(SSO)に対応し、ユーザーID・パスワードを入力しなくても各種Googleツールにログインが可能になる。

 授業でGoogle Classroomを利用する場合は、スクールライフノートの授業情報欄に該当Classroomのリンクを貼ることで、児童生徒が迷わず必要な情報にアクセスできるという。

 時間割や単元等の授業内容は、統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」で登録されている情報と自動連携できる。これにより、スクールライフノート上での授業情報登録の手間を軽減し、「C4th」への情報登録のみで、必要な持ちものや学習内容の伝達を可能にする。

 さらに、「C4th」と教職員・児童生徒アカウント情報を連携することで、年度初めや転出入時のアカウント管理が自動化され、教職員のアカウント管理負担を大きく軽減できるとしている。

《藤本ゆう子》

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