日本スポーツ協会(JSPO)は2023年5月12日、大阪体育大学の社会人向け「運動部活動指導認定プログラム」で、JSPO公認コーチングアシスタント資格の取得が可能になるとを発表した。2023年度秋開講は7月11日~9月15日に募集する。受講料2万500円(税込)。
JSPO公認コーチングアシスタント資格は、地域スポーツクラブ・スポーツ少年団・学校運動部活動等でのコーチングスタッフとして、基礎的な知識・技能に基づき、安全で効果的な活動を提供する人向けのJSPO公認スポーツ指導者の基礎資格。認定者は、JSPO公認コーチ1資格(競技別資格)講習受講時に、共通科目の受講が免除される。
今回、JSPOは大阪体育大学の「運動部活動指導認定プログラム」をJSPO公認コーチングアシスタント資格の養成講習会(集合講習)として認定した。
同プログラムは、文部科学省「職業実践力育成プログラム」の地方創生(地域活性化)で認定済みの他、厚生労働省「教育訓練給付制度(一般教育訓練)」に指定されている。
講座では文部科学省が部活動指導員養成として例示した「学校の設置者等において実施する研修」の13項目や、「コーチ育成のための『モデル・コア・カリキュラム』」(JSPO2016)を踏まえた大阪体育大学独自科目を履修する。総時間数は、必修科目60時間、自由選択科目6時間。
修了者は、大阪体育大学が発行する修了証に加え、学校教育法に基づく「履修証明書」が交付される。募集人員は5月~9月の「春開講」、10月~2月の「秋開講」、各50名。受講料は2万500円(税込)。春開講は4月14日に受け付けを終了、秋開講は7月11日~9月15日に募集する。
なお、2023年度のJSPO承認「養成講習会(集合講習)」は大阪体育大学の他、千葉県環境生活部スポーツ・文化局障害スポーツ振興課や横浜市スポーツ協会、京都教育大学、我孫子市教育委員会等13団体で実施される。