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中高生向け金融教育「出張授業」募集開始、クレディセゾン

 クレディセゾンは、中高生向け金融教育プログラム「出張授業~SAISON TEACHER~」の募集を開始した。金融に関する幅広い知識や経験をもつ同社の社員が講師となり、中学生・高校生を対象に授業を行う。対象地域は全国で、人数制限はない。授業は無料で受けられる。

教材・サービス 授業
出張授業のようす
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  • カリキュラム例

 クレディセゾンは、中高生向け金融教育プログラム「出張授業~SAISON TEACHER~」の募集を開始した。金融に関する幅広い知識や経験をもつ同社の社員が講師となり、中学生・高校生を対象に授業を行う。対象地域は全国で、人数制限はない。授業は無料で受けられる。

 出張授業は、成年年齢の引き下げにより若年層の消費者トラブルの懸念が高まる中、自立した消費者の育成を目指し、2019年12月から開始。 累計335回、約1万5,400人の生徒が受講している。

 授業内容は、それぞれの学校のニーズにあわせてカスタマイズし、幅広いテーマ(クレジットカードをはじめとしたキャッシュレス決済や借入れに関する金融リテラシー教育、消費者教育、キャリア教育、SDGs教育等)に対応している。授業時間数や実施形態(対面/オンライン)、実施時間帯(休日/夜間)も希望にあわせて調整し実施している。その他、特別支援学校での授業も行っている。

 対象学年は、中学校全学年、高校全学年。人数はクラス単位、学年単位、学校単位等のいずれも対応可能となっている。所要時間は50分×1コマ~2コマ程度(時間は応相談)。

 カリキュラム例として、「クレジットカードのじょうずな使い方」では、50分×2コマを実施。日本のキャッシュレスの現状、決済手段の違いを知る「導入」から、クレジットカードの仕組み・基本機能の理解や、約束(契約)を守ることの大切さを理解する「展開1」。クレジットカードを利用するうえで計画的にお金を使うことの大切さや、実際の事例からトラブルを回避する姿勢を身に付ける「展開2」の授業を行う。最後の「まとめ」で、クレジットカードの上手な使い方を考え、自分だけのオリジナルの取扱説明書を作成する。さらに、便利な点だけでなく、注意点を踏まえて利用する姿勢を身に付けることを促す。

 出張授業は、CSR(Corporate Social Responsibility)活動の一環で、中高生の自立した消費者の育成を目的とし、金融知識を深める一助として行っているため、費用はすべて無償となっている。申込みは、実施予定日の1か月前までにWebサイトの問合せフォームまたはFAXで行う。なお、オンライン授の場合はZoomを利用する。

◆金融教育プログラム「出張授業~SAISON TEACHER~」
対象地域:全国
対象学校:中学校、高等学校(定時制含む)
人数制限:なし
費用:無料
申込方法:実施予定日の1か月前までにWebサイトの問合せフォームまたはFAXから申し込む

《田中志実》

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