千葉県八千代市の学習塾・日米文化学院は、大幅リニューアルした学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」の無料プランを、小学部・中学部・高校部の全クラスに2023年4月より導入することを決定した。
日米文化学院は、小学生から高校生までを指導する千葉県八千代市の学習塾。チューター制度を導入する日米文化学院では、2021年12月より高校部において「Studyplus for School」の「学習管理システム」機能を活用。生徒ひとりひとりのスタディログに基づいた、チューターによる学習支援を展開している。
今回、2023年4月より、小学部・中学部・高校部の全クラスに「Studyplus for School」の無料プランの導入を決定。新機能となる「教材配信システム」を活用し、生徒の学習支援をさらに強化していく。
スタディプラスが教育機関向けに提供する学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」は、4月に大幅リニューアルを実施。「デジタイゼーション」「デジタライゼーション」「デジタルトランスフォーメーション」の3つを新たなコンセプトに、提供する機能の拡充や、無料プランの拡充を図っている。
リニューアルに伴い、これまで有料提供だった「デジタイゼーション」に対応する「教室管理システム」を新たに無料プランとして提供を開始。新たに追加した「デジタライゼーション」に対応する新機能「教材配信システム」も無料プランとして提供する。
「教材配信システム」のドリル機能は、生徒がStudyplusアプリ上で選択式・記述式のデジタルドリルを解くことができる機能。学習後は、定着度が可視化され、その定着度合いにあわせてAIが自動で問題を配信するため、生徒ひとりひとりにあった効果的な学習を可能とする。
日米文化学院は「Studyplus for School」無料プランの全クラス導入の背景について、2021年に高校部に「Studyplus for School」を導入してから、勉強時間や目標が可視化されるようになり、面談のしやすさが画期的にあがった点を評価。高校部の生徒からも、チューターによる「Studyplus for School」を活用した面談や学習記録に対するリアクションがモチベーション維持に繋がったとの声が多く聞かれたことから、リニューアルに伴い全クラスへの導入を決定したという。
小学部・中学部では無料プランで新たに提供される「教材配信システム」を活用する予定。「教材配信システム」のドリル機能がこれまで使っていた有料ツールと遜色なく活用できることや、教室管理と教材配信を1つのプラットフォームで管理・把握できること等、費用コスト、労力コストの削減の面からメリットを感じているという。
スタディプラスは、「Studyplus for School」の無料プランの提供を通じて、今後、教育機関1万校以上への導入を目指すとしている。