先端教育機構出版部が発行する教育専門誌「月刊先端教育」は2023年4月25日、高等教育機関の経営者や教職員等を対象に、大学DXフォーラム第1弾として「教育・研究・財務データの可視化で進化する大学経営最前線」をオンライン開催する。受講料無料。事前申込制。
これからの大学経営では、教育や研究、財務等、大学の諸活動についてデータを収集・分析し、IR(Institutional Research)の推進や戦略の検討につなげていくことが重要となる。そこで、月刊先端教育は大学経営をテーマとしたオンラインフォーラムを開催し、これらを実現していく最新のDX事例に迫るという。
第1弾となる今回は、大学IRで先行する北海道大学 長谷山副学長が、最新の「データをもとにした戦略的な大学経営」について基調講演を行う。続いて、日本経済大学 田代雄三准教授とセールスフォース・ジャパン プロダクトマネージャー 山本和弥氏が、CRMで変革する大学経営・働き方として日本経済大学における取組事例を紹介する。
ヤプリ マーケティング部 神田静麻氏は、学校と在学生をつなぐ青山学院大学と中部大学のアプリを通じたコミュニケーション施策について講演。特別講演では、神戸大学DX・情報統括本部情報基盤センター 殷成久氏が神戸大学での教育データ活用の仕組みづくりとして神戸大学DXを紹介する。また、プラスアルファ・コンサルティング ヨリソル企画推進チーム グループリーダー 川島将史氏は、教育DXによる学修ポートフォリオと教員評価の実現について講演する。
対象は、大学、大学院、高等専門学校、専門学校、短期大学等の高等教育機関の経営者や教職員等。大学経営を感覚ではなくデータに基づいて戦略的に考えたい人や大学での最新のDX事例を知りたい人、ステークホルダーとの関係性をデータを用いて高めていきたい人におすすめだという。また、DXを進めるうえでのポイントや組織の巻き込み方を知ることもできる。
開催日時は4月25日午後1時から3時半。開催形式はオンライン配信で、アーカイブ配信も予定している。受講料は無料。参加にはWebサイトから事前申込みが必要。
◆大学DXフォーラム第1弾「教育・研究・財務データの可視化で進化する大学経営最前線」
日時:2023年4月25日(火)13:00~15:30
会場:オンライン(Zoom) ※アーカイブ配信あり
対象:高等教育機関(大学、大学院、高等専門学校、専門学校、短期大学)の経営者や教職員等
参加費:無料 ※事前申込制
申込方法:Webサイトより申し込む
※アーカイブ視聴については申込者全員に送付。申込期間は5月9日(火)までを予定
※開催2営業日前と当日の午前中に、接続先のURLをメールで送付する