レゾナント・システムズは2023年4月、支援学校やスクールバスを保有する施設向けに、車内点検サポートシステム「かくにん君」の大・中型バス向けモデル「KMK-900SET-A100-S01」を販売開始する。
2022年の幼児置き去り事故を受け、レゾナント・システムズでは「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン(国土交通省)」に適合したマイクロバス・普通車両向けの車内点検サポートシステム「かくにん君」を2023年2月より販売開始。3月現在、3,000台以上のバスで使用されているという。
「かくにん君」は、「安全くんシリーズ」の技術をもとに開発された業務用品質の「確実・堅牢・安心」な製品。「かくにん君」の大・中型バス向けモデル「KMK-900SET-A100-S01」は、「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン(国土交通省)」に適合し、補助金対象。対象車両の判別は、車検証の写しで行う。
大型車用「KMK-900SET-A100-S01」は、メインスイッチがある車両向けの製品。メインスイッチをONにしている状態で本体ボタンを押すと、放送が開始。運転士は後方へ移動し、車内を点検することができる。その後、ボタンを押すと放送がストップし、点検終了となる。これらの操作を行わずにメインスイッチをOFFにした場合、車内点検を促す放送が再度メインスイッチをONにするまで車内外に流れ続ける。
「KMK-900SET-A100-S01」の価格はオープン。詳細については、問い合わせること。
◆車内点検サポートシステム かくにん君 KMK-900SET-A100-S01
対象:大・中型バス
価格:オープン ※詳細については問い合わせる