文部科学省は2023年3月22日、2023年度(令和5年度)国公立大学入学者選抜の第2次試験追試験個別学力検査等第1日目第1時限目(受験生個々についての第1時限目)の受験状況について発表した。
3月22日を追試験個別学力検査等第1日目とし、受験対象者がいる大学・学部数(出席者数が0の大学・学部を含む)は、国立大学が35大学・56学部、公立大学が5大学・6学部。計40大学の1日目の受験対象者92人に対し、欠席者数は11人、欠席率は12.0%。このうち国立大学の欠席率は12.8%、公立大学の欠席率は0.0%だった。
国立大学の欠席率は、宮崎大学100.0%(1日目受験対象者数1人・欠席者数1人)、電気通信大学83.3%(同6人・5人)が高い。この他、筑波大学、岐阜大学、奈良女子大学、大分大学はいずれも50.0%(同2人・1人)、京都大学11.1%(同9人・1人)。
欠席者数0の国立大学は、帯広畜産大学、弘前大学、岩手大学、東北大学、秋田大学、宇都宮大学、群馬大学、埼玉大学、千葉大学、東京工業大学、お茶の水女子大学、富山大学、信州大学、名古屋大学、名古屋工業大学、三重大学、滋賀大学、京都教育大学、大阪大学、神戸大学、島根大学、広島大学、愛媛大学、福岡教育大学、九州大学、九州工業大学、佐賀大学、長崎大学の計28大学。
公立大学は岩手県立大学、都留文科大学、長野県看護大学、大阪公立大学、北九州市立大学の5大学において欠席者はいなかった。
追試験は今後、3月26日から合格発表を行う。入学手続締切期日は3月30日。