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東京学芸大×OECD、教職を語るワークショップ3/12・14

 東京学芸大学と経済協力開発機構(OECD)は2023年3月12日と14日、共同でオンラインワークショップを実施。学生や社会人、教員を対象に“教職の魅力”や“日本の教職課程”について対話する。参加費無料。

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東京学芸大とOECD、無料オンラインワークショップを開催
  • 東京学芸大とOECD、無料オンラインワークショップを開催
  • 「先生になりたい!」って思ったとき、それが私の ”タイミング“!早すぎない、遅すぎない!
  • 教師になりたい学生目線で語る「理想の教室」「受けたい教育実習」!

 東京学芸大学と経済協力開発機構(OECD)は2023年3月12日と14日、共同でオンラインワークショップを実施。学生や社会人、教員を対象に“教職の魅力”や“日本の教職課程”について対話する。参加費無料。

 東京学芸大学は、OECDとの共同研究(日本OECD共同研究)の一環として、異なる国の生徒たちが自らの可能性を信じ、より良い未来を共創する国際PBL(課題解決型学習)の実践・実装を目指す取組みを実施。今回、その一環として3つのワークショップを開催する。

 3月12日午後1時より、ワークショップ「『先生になりたい!』って思ったとき、それが私の ”タイミング“!早すぎない、遅すぎない!」を開催。教職に関係する弾力的なカリキュラム開発に挑戦する福島「郡山高校」と、社会人が働きながら教員を目指せる通信教育を実施している「神戸親和大学」の事例を紹介し、教職魅力化につながる「教職課程の多様化」について探っていく。

 また、3月12日午後6時には「教師になりたい学生目線で語る『理想の教室』『受けたい教育実習』!」を開催。他国から教師になりたい学生を招き、他国との比較を通じて、日本の「教職課程」を学生同士で見直していく。特に、各国で「教室」がどう異なるのか、子供たちが学ぶ毎日の環境に焦点をあて比較し、教職課程の中でも特に「教育実習」の内容・時間数等から、日本の教職課程の強みと課題を小グループごとにわかれて話し合う。

 3月14日には「人的資本・社会資本・自然資本の活用で地方の教育が熱い!」を実施。超高齢化社会における社会保障・財政のあり方が問われる中、教育予算という経済資本以外の日本の豊かな資本(人的資本・社会関係資本・自然資本)を大いに活用し、地域創生と探究学習の両立を実現しようとする取組みを紹介。「福島県立郡山高校×同県の他の高校×他県の中学校×ポルトガルとつながる」等、学校や地域が世界とも簡単につながる未来等、今後の教育の可能性について話し合う。

 参加希望者は、WebサイトまたはQRコードから申し込む。教育に関心がある学生や社会人、先生等にお勧めできる内容になっているという。

◆ワークショップ
開催形態:オンライン(Zoom)
参加費:無料
申込方法:WebサイトまたはQRコードより

【「先生になりたい!」って思ったとき、それが私の ”タイミング“!早すぎない、遅すぎない!】
日時:2023年3月12日(日)13:00~15:00
言語:日本語

【教師になりたい学生目線で語る「理想の教室」「受けたい教育実習」!】
日時:2023年3月12日(日)18:00~20:00
言語:英語・日本語(逐次通訳)
対象:教員を目指している大学生・大学院生

【人的資本・社会資本・自然資本の活用で地方の教育が熱い!】
日時:3月14日(火)18:00~20:00



《木村 薫》

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