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産学官連携「リカレント教育プラットフォーム構築支援事業」公募

 文部科学省は、「地域ニーズに応える産学官連携を通じたリカレント教育プラットフォーム構築支援事業」において、事業委託する大学コンソーシアム、自治体、大学設置者を2023年3月10日まで募る。参加表明書は2月15日正午までにメールで提出する。

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地域ニーズに応える産学官連携を通じたリカレント教育プラットフォーム構築支援事業
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  • 地域ニーズに応える産学官連携を通じたリカレント教育プラットフォーム構築支援事業 公募スケジュール

 文部科学省は、「地域ニーズに応える産学官連携を通じたリカレント教育プラットフォーム構築支援事業」において、事業委託する大学コンソーシアム、自治体、大学設置者を2023年3月10日まで募る。参加表明書は2月15日正午までにメールで提出する。

 同事業には第2次補正予算3億円を計上。大学等がリカレント教育を継続的に実施するために、大学コンソーシアムや地方公共団体等に対して、産官学金の対話の場(リカレント教育プラットフォーム)の構築等への支援を行うとともに、地域ニーズに応える人材の継続的な輩出に向けた仕組みの定着化を図る。

 委託対象は、法人格を有する大学コンソ―シアムまたは、地方公共団体または、大学の設置者(国立大学法人、公立大学法人、学校法人、地方公共団体に限る)。応募できるのは、事業趣旨や事業内容を踏まえ、都道府県等の広域での事業実施および仕組みの構築が可能な主体に限られる。活動範囲は、原則、都道府県域以上(複数県もしくは地域ブロック単位での活動も可)。

 プラットフォームは産官学金で構成。おもに「地域に分散している人材ニーズの調査・把握」「教育コンテンツの集約・共有」「人材ニーズとコンテンツのマッチング(ニーズに応じた新たなプログラム開発含む)」「広報・周知」に取り組む。その他、事業実施にともなって必要となる連携委員会の開催、成果のとりまとめ(自走に向けた方策の検討を含む)を行うこと。

 プラットフォームになり得る既存組織の単純継続は不可。既存組織の場合は、事業の趣旨に沿ったものとするためにどのような変更を行うか等、相違点を明確にすること。また、人材ニーズと集約・共有された教育コンテンツのマッチングを担うため、それに必要な資質や経歴を有する者をコーディネーターとして配置すること。

 事業期間は契約締結日から2024年3月15日。事業規模は1件あたり3,000万円。予算の範囲内で10件程度採択予定。公募に関する詳細説明動画は、近日中に文部科学省Webサイトに掲載する。

 企画競争参加にあたり、2月15日正午までに参加表明書をメールで提出(様式はWebサイトを参照)。企画提案書の提出締切は3月10日正午、選定結果通知は3月下旬ごろ(予定)、契約締結は4月中旬以降順次行う。

◆地域ニーズに応える産学官連携を通じたリカレント教育プラットフォーム構築支援事業
事業期間:契約締結日~2024年3月15日(金)
対象:大学コンソ―シアム、地方公共団体、大学の設置者
採択数:10件程度
事業規模:1件あたり3,000万円
参加表明書提出締切:2023年2月15日(水)12:00
企画提案書提出締切:2023年3月10日(金)12:00
選定結果通知:2023年3月下旬ごろ(予定)
契約締結:2023年4月中旬以降順次

《川端珠紀》

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